ニューバランスのスニーカーで腰痛が治った女性

「腰痛にいい靴を探しているなら、ニューバランスを試してみてください。」

そう伝えたくなるほど、私はこれまで多くのクライアントをサポートしてきました。

腰への負担を減らすには、クッション性やサポート力、正しいサイズ選びがとても大切です。

この記事では柔道整復師・NASM-PES、鍼灸師の立場からニューバランスが腰痛にいい理由と失敗しない選び方をわかりやすく解説します。

ニューバランスは腰痛にいい効果を期待できる理由

ニューバランスのスニーカーが腰痛にいい理由

ニューバランスのスニーカーは腰痛に悩む人に選ばれる理由があります。

高いクッション性や安定したサポート力、体重をうまく分散する構造、

そして自然と姿勢を整える作りが揃っているため、歩くたびに腰への負担を軽減できるからです。

柔道整復師として多くの腰痛患者さんを見てきた経験からも、日常での「履きやすさ」と「腰への優しさ」を両立できる靴としておすすめしています。

クッション性

ニューバランスはソール部分に独自のクッション素材を採用しており、歩くときに地面から伝わる衝撃をしっかり吸収してくれます。

硬い靴底の革靴やスニーカーを履いていた人が、ニューバランスに替えただけで歩いた後の腰の重だるさが軽くなったという声も多く、

私のクライアントでも立ち仕事で慢性的に腰が痛かった方がニューバランスを履いて一日の疲労感がぐっと減ったというケースは珍しくありません。

衝撃を抑えることは、腰痛対策の基本です

サポート力

ニューバランスのスニーカーは足の土踏まずを支える形状がしっかりしているため、足のアーチが崩れにくく、全身のバランスが保ちやすいのが特長です。

アーチが潰れてしまうと体の重心がずれて腰に負担が集中しがちですが、足元が正しい位置に整うことで自然と姿勢も安定します。

私のクライアントでも、偏平足ぎみで腰に痛みが出やすかった60代女性がニューバランスの574モデルに替えたことで、腰が痛くなりにくくなったとお話しくださいました。

体重分散システム

ニューバランスの靴は足裏全体で体重を受け止める構造になっており、特定の部分に負荷が集中しにくいのが大きなポイントです。

かかとと親指の付け根に自然に体重が乗ることで長時間歩いても腰が疲れにくく、

立ちっぱなしの作業や外回りの多い仕事でも重心が安定するので、足に疲労がたまりにくくなります。

配送業で毎日1万歩以上歩く方が、ニューバランスに替えてから

歩き終わった後の腰の重さが全然違う

と話してくださったこともありました。

姿勢補正のメカニズム

ニューバランスはかかと部分の芯がしっかりしているので、足の傾きが崩れにくく、歩いているときに自然と背筋が伸びやすくなります。

かかとのぐらつきが減ると膝や腰への余計な負担が減り、無理なく正しい姿勢に近づくのが大きなメリットです。

普段スニーカーを履かない方でもニューバランスに変えただけで「歩きやすくて背筋が伸びる」と感じる方は多く、

腰痛の人ほどこの姿勢補正の恩恵を実感しやすいです。

腰痛の人におすすめ

腰痛に悩んでいる方はもちろんですが、立ち仕事が多い方や通勤・散歩などで長時間歩くことが多い方には特におすすめです。

これまで体に合わない靴を履き続けていると、体に負担がかかる状態が当たり前になり、本来使うべき筋肉がうまく働かず、

逆に使わなくていい筋肉ばかりが過剰に頑張ることで体のバランス(アライメント)が崩れてしまいます。

体に良い靴(ニューバランス)に替えることで、これまで眠っていた筋肉が活動を始めるため、

最初は足裏が疲れやすかったり、お尻や足の筋肉が筋肉痛になる場合もありますが、これは正しい筋肉が働くようになったサインです。

時間が経つと腰痛が楽になったと感じる方は多く、実際に私の整骨院に通っていた60代のクライアントも、履き始めは違和感があったものの、

慣れるにつれて「腰痛が軽くなって歩くのが楽しみになった」と笑顔で話してくださいました。

ニューバランスが腰痛にいい理由を実体験で解説

ニューバランスのスニーカーで腰痛にいい影響が出た女性

「本当にニューバランスを履くだけで腰痛が楽になるの?」

そう思われる方もいるかもしれません。

ここでは、私が柔道整復師・NASM-PES、鍼灸師として実際にサポートしてきたクライアントのリアルな事例をもとに、

どんな変化があったのかをご紹介します。

数字や体感を知ることで、靴選びの大切さをきっと実感していただけるはずです。

クライアント事例①30代女性

長時間立ち仕事をしていた30代のクライアントは、仕事終わりには腰の痛みがかなり強く、VASで「8」という状態でした。

VAS(VisualAnalogueScale)は、痛みの強さを0〜10の数値で表す評価方法で、数が大きいほど痛みが強いことを意味します。

このクライアントは硬い靴をずっと履いていましたが、クッション性の高いニューバランスに替えたことで、

わずか1週間ほどで痛みが徐々に軽くなり、VASも「8」から「3」まで改善しました。

柔道整復師としてサポートする中で、靴を変えるだけで立ち姿勢の負担が大きく減り、腰への負荷が変わることを改めて実感した例です。

クライアント事例②60代女性

腰痛が10年来の悩みだった60代のクライアントは、家事と散歩のときに腰が痛くなるのが当たり前になっていました。

柔道整復師・NASM-PESとしてサポートする中で、ニューバランスへの履き替えを提案したところ、

最初は足裏の違和感があったものの、2週間ほどで「前より腰がずいぶん楽になった」と笑顔で話してくださいました。

靴一つで長年の悩みが変わっていく姿を見るたびに、足元からのケアの大切さを改めて感じます。

注意すべき点

ニューバランスを履き始めると、これまで使われていなかった足裏やお尻まわりの筋肉が働き始めることがあります。

そのため、最初は足が疲れやすかったり、筋肉痛のような違和感を感じるクライアントも少なくありません。

ですがこれは、体が正しい動きを覚え直す過程で起こる一時的な反応です。

焦らず短時間から履き慣らしていくことで、無理なく腰の負担を減らす体づくりができます。

腰痛対策におすすめのニューバランスモデル3選

ニューバランスのスニーカーで腰痛にいい影響が出るおすすめ3つ

ニューバランスはモデルによって形やクッション性、フィット感に特徴があります。

腰痛対策としては、立ち仕事や散歩などの負担を軽くするために、

足の幅に合っていてクッション性が高く、安定感のあるモデルを選ぶことが大切です。

ここでは私が柔道整復師・NASM-PES、鍼灸師として多くのクライアントをサポートしてきた経験と比較データをもとに、

特におすすめの3モデルをご紹介します。

ニューバランスの3つのモデルを比較表にまとめました

項目574996880
特徴ベーシックな定番モデルスリムでスタイリッシュクッション性に優れる
フォルム丸みのあるフォルムスリムなシルエット
足幅やや幅広めやや幅狭め複数のワイズ(足幅)を用意
おすすめの人幅広の足の方、初めてニューバランスを履く方足幅が細めの方、足元の安定感を高めたい方長時間ウォーキングする方、立ち仕事の方たくさん歩く方
主なメリット・適度なソールの厚み・かかとからの着地をやわらかく受け止める・腰への負担を軽減・シンプルなデザインで普段使いしやすい・足のブレが少なくなる・歩行時の姿勢が崩れにくい・街歩きでも合わせやすい・長時間のウォーキングに最適・着地衝撃をしっかり吸収・腰への負担が溜まりにくい・足幅を選べる
適用シーン立ちっぱなしの仕事、長時間の歩行普段使い街歩き日常使い長時間ウォーキング、立ち仕事、配送業など歩く仕事
注意点足幅が合わないと締め付けが強く感じる場合がある。必ずフィッティングを試す

各モデルの特性を理解して、自分の足の形や使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。

ベーシックなモデル【574】

574はニューバランスの中でもベーシックな定番モデルで、丸みのあるフォルムとやや幅広めの作りが特徴です。

ソールに適度な厚みがあり、かかとからの着地をやわらかく受け止めるため、立ちっぱなしの仕事や長時間の歩行でも腰への負担を減らしてくれます。

実際に幅広の足に合わずに痛みが出ていたクライアントが、574に替えたことでフィット感が良くなり、腰のだるさが和らいだケースもあります。

初めてニューバランスを履く方にも挑戦しやすく、シンプルなデザインで普段使いしやすい点も人気です。

おしゃれさんには【996】

ニューバランス996はスリムなシルエットでスタイリッシュさがあり、街歩きでも合わせやすいモデルです。

574に比べるとやや幅が狭めなので、足幅が細めの方には特におすすめです。

靴が足に余計な遊びなくフィットすることで、足のブレが少なくなり、歩行時の姿勢が崩れにくくなります。

足幅が合わないと逆に締め付けが強く感じる場合もあるため、996を選ぶときは必ずフィッティングを試して、無理のない範囲で足に合わせてください。

足元の安定感を高めたいクライアントには好評の一足です。

足が幅広なら【880】

880は長時間のウォーキングや立ち仕事に向いており、特にクッション性に優れているのがポイントです。

かかとからつま先までの着地衝撃をしっかり吸収してくれるので、腰への負担が溜まりにくくなります。

複数のワイズ(足幅)が用意されていて、自分の足に合った幅を選びやすいのも大きなメリットです。

実際に配送業で1日1万歩以上歩くクライアントが、880に替えたことで腰の痛みが軽くなり、「歩いた後の疲れが全然違う」と話してくれたこともあります。

たくさん歩く方は特に検討してほしいモデルです。

サイズ選びのポイント

せっかく良い靴を選んでも、サイズが合わないと腰痛の原因になることがあります。

ニューバランスでは店舗で足のサイズを細かく測ってもらえるので、一度はプロに計測してもらうのがおすすめです。

履いたときに「少し小さいかな」と思うくらいが、靴が足にしっかりフィットしてブレを防ぎます。

どうしても店舗に行けない場合は、公式の自宅計測キットや専用ガイドを活用しましょう。

詳しい測り方はこちら(リンク)からチェックしてみてください。

ニューバランスを選ぶときのQ&A

Q&Aを説明する女性トレーナー

ニューバランスを腰痛対策に取り入れたいけれど、

「どんなインソールがいい?」
「サイズはどう選ぶ?」

など、いざ買うとなると疑問がいくつも出てくるものです。

ここでは、実際にクライアントさんからよくいただく質問をまとめました。

気になる点をしっかり解消して、自分に合う一足を選んでください。

腰痛持ちにおすすめのインソールは?

腰痛対策では、靴と一緒にインソールを見直すのも大切です。

ニューバランス純正のインソールは衝撃吸収性が高く、足裏のアーチを正しい位置で支えてくれるものが多いです。

既製品のままで合わない場合は、整形外科や専門店で自分の足に合わせて作れるカスタムインソールを検討してみてください。

合わないインソールを無理に使うと逆に腰に負担がかかることがあるので、クッション性だけでなくフィット感を必ず確認しましょう。

優先順位は靴>インソール

靴が悪ければインソールが良くても意味がありません。まずは靴を変えることをおすすめします。

靴のサイズがわかりません

ニューバランスは足幅(ワイズ)の種類が多く、自分に合うサイズを選ぶにはプロの計測が一番確実です。

店舗に行くと、足長・足幅・足囲までしっかり測ってもらえます。

もし店舗に行けない場合は、公式の自宅計測キットを使う方法もあります。

「少し小さいかも」と思うくらいがフィットしやすく、靴の中で足が動かないことで腰への負担も減ります。

どこで買うのがベスト?

おすすめはニューバランスの直営店か、信頼できる専門店です。

プロのスタッフに足を計測してもらい、実際に試着してモデルごとのフィット感を確かめるのが一番失敗が少ないです。

オンラインで買う場合は、サイズ交換保証があるショップを選ぶと安心です。

「実物を試せるかどうか」を基準にすると失敗しにくいです。

膝の痛みにも効くの?

ニューバランスの正しいモデルを履くことで、足の衝撃が和らぎ、姿勢が整いやすくなるため、膝への負担が軽くなるクライアントさんもいます。

ただし膝の痛みの原因は筋力低下や姿勢の癖など複合的なので、靴だけですべてを改善できるわけではありません。

膝の痛みが強い場合は専門家に相談しつつ、筋トレやストレッチも一緒に取り入れるのがおすすめです。

インソールだけを買うか迷っています

優先順位は靴>インソール

靴が悪ければインソールが良くても意味がありません。まずは靴を変えることをおすすめします。

靴の構造自体が合っていないと効果を感じにくい場合があります。

ニューバランスのように靴全体のクッション性やサポート力が整っていると、インソールの性能をしっかり活かせます。

腰痛対策を考えるなら、できれば靴とインソールをセットで見直して、自分の足に合うバランスを探すのがおすすめです。

靴紐は毎回結ばないとダメですか?

靴紐は、履くたびにきちんと結び直すのが基本です。

ほどけたままや緩いままだと足が靴の中で動きやすくなり、体の重心がズレて腰に余計な負担がかかります。

立ち仕事や長時間歩くときほど、足と靴がしっかり一体化することが大事です。

面倒に感じるかもしれませんが、腰痛対策としてぜひ習慣にしてみてください。

ニューバランスは腰痛にいい!腰痛対策に合う一足を見つけよう

この記事のまとめを説明する女性トレーナー

腰痛に悩む方にとって、靴選びは体への負担を減らす大切なポイントです。

ニューバランスはクッション性やサポート力に優れていて、長時間の立ち仕事や歩行でも腰への負担をやわらげてくれます。

あなたの足に合う一足を見つけて、毎日の歩きやすさを変えてみませんか?

はじめてニューバランスの購入を検討している人は、まず店舗で試着し、サイズを測って自分にぴったりのモデルを選びましょう。